‘AIR’ カテゴリーのアーカイブ

Adobe Fireworks CS4の新機能

2008 年 10 月 4 日 土曜日

Adobe Fireworks CS4の新機能です。すでにPublicBeta版で使えるものですが、追加されたものもあります。意訳ですので、日本語版での機能名とは異なる可能性があります。

  • Adobe AIRオーサリング
    既にFlash、Dreamweaverで対応されているAIRアプリケーションオーサリングに対応しています。Fireworksの場合、ウェブサイトプロトタイプ作成ツールとして位置づけらているため、描いたグラフィックなどにリンクなどのウェブサイトで使われる機能をつけることが可能ですが、そのままAIRで動きを再現することができます。
  • PDFエクスポート
    PDFファイルの書き出しがネィティブでサポートされました。パスワード保護も可能であり、クライアントに対して制限を課したPDFファイルを渡すことができるようになっています。
  • CSSエクスポート
    CSSファイルの書き出しが可能になっています。これまでのFireworksでは、スライスを切って書き出してもテーブル構造に基づいた表現になっていましたが、CSS書き出しに対応したことで、CSSベースの表現が簡単にできるようになっています。スライスに新しく、バックグランド、前景を指定することが出来るようになっており、CSSでの表現に対応しています。
  • パフォーマンスの向上
    ファイルを開くとき、保存するとき、シンボルのアップデートやベクターオブジェクトの操作を行う際のパフォーマンスが向上しています。
  • 新しいUI
    Dreamweaver同様新しいUIを採用し、操作性の向上を図っています。
  • テキストエンジン拡張
    Adobe text engineを搭載し、IllustratorCS3,CS4、PhotoshopCS3,CS4からの2バイト文字を読み込んだ際の表現力の向上を図っています。これまでのFireworksでは表現が壊れてしまうことがありましたが、これにより、表現を完全に再現することが可能になっています。また、パスの内部に文字を流し込むが可能になっています。
  • Adobe Kulerの統合
    カラーの組み合わせを作成できるAdobeのウェブサービスであるKulerの機能が統合されており、Fireworks上から機能を使うことが可能になっています。
  • Adobe ConnectNowの統合
    Adobe ConnectNow機能を使うことで、デザイナーとクライアントのマシンで画面を共有しながらリアルタイムにオンラインミーティングを行うことが可能です。Fireworksでは機能が統合されており、Fireworks上でスクリーン共有を行うことが出来るようになっています。

以下は機能が拡張されたものです

  • アセットの拡充
    ウェブサイトを作るうえでよく使うインターフェイスやアニメーション、グラフィック要素などを集めたアセットが拡充され、より迅速にウェブサイトのプロトタイプを作成することが可能になっています。
  • スタイルパネルの拡充
    スタイルパネルにデフォルトで登録されているスタイルが現代的なスタイルになり、拡充されました。
  • ワークスペースの改良
    スマートガイド機能の搭載により、キャンバス上の配置がしやすくなっています。

FireworksCS4では、UIの改良やワークスペースの改良など、使い勝手の向上の他、Adobeが提供しているウェブサービスの統合、新しいファイル形式へのエクスポートなど多種にわたる改良が施されています。

Adobe Dreamweaver CS4 新機能

2008 年 9 月 26 日 金曜日

Adobe Dreamweaver CS4の新機能です。すでにPublicBeta版で使えるものですが、追加されたものもあります。意訳ですので、日本語版での機能名とは異なる可能性があります。

  • ライブビュー
    デザインビュー、コードビューに加えられた新しいビュー画面です。JavaScriptなどの動きが付加されたページや、動的に表示されるコンテンツがある場合、このビューに切り替えることで、Dreamweaver上で動き、表示が再現されるようになります。ライブコード機能により、動的に変化するCSSプロパティなども確認することができます。ちなみに、ライブビューでは、webkitエンジンを利用するため、Safariなどと同様の挙動、表示をします。
  • JavaScriptコードヒント
    DreamweaverではこれまでHTMLなどでコードヒントが使えましたが、JavaScriptもサポートされました。また、現在ではデファクトスタンダードのライブラリである、Prototype.JS、jQueryのほか、Spryのコードヒントも使えるようになっています。
  • 関連ファイルおよびコードナビゲーター
    最近のHTMLでは、外部CSSファイル、外部JSファイルなど、外から読み込むファイルが増えていっています。そのため、HTMLを編集する際に、CSSファイルやJSファイルなどもわざわざ手動で開く必要がありましたが、関連ファイル機能では、開いたHTMLファイルで読み込むように指定されているCSSファイルやJSファイルなども同時に読み込んでくれます。また、コードナビゲーターでは、HTMLの編集したい個所をクリックするとボックスが表示され、現在適用されているCSSスタイルが表示されます。このCSSスタイルをクリックすることで、直接CSSのスタイルが記述されている箇所に飛ぶことができます。

 

  • 新しいUI
    Dreamweaverでは新しいUIが採用されています。
  • HTMLデータセット(Spry拡張)
    HTMLデータセット機能が拡張され、Spryと組み合わせることで、インタラクティブなテーブル表示が可能になっています。使い方によっては、ユーザエクスペリエンスを高める有効な方法になりそうです。
  • Photoshopスマートオブジェクト
    これまでのFireworksとの連携のように、Photoshopとの連携が強力になりました。PhotoshopとDreamweaverを組み合わせて使うことが、より便利になります。
  • Subversionサポート
    バージョン管理ソフトである、Subversionがサポートされました。プログラマなどの間ではよく使われているSubversionですが、Dreamweaverでサポートされたことで、Dreamweaver上でチェックイン、チェックアウトが可能になります。
  • AIRサポート
    DreamweaverでAIRアプリケーションが作成可能です。
  • Adobe InContextEditing
    Adobe InContextEditingというオンラインサービスがサポートされました。現段階ではプレリリース段階なので、今後正式にリリースされると思われます。ページ製作者が予め決めた範囲内(文字の装飾、画像の入れ替えなど設定できる模様)で、ユーザや決められた人が、オンライン上で変更ができるようにする機能のようです。Contributeのオンライン版と考えればよさそうです。

Dreamweaverも他のCS4ソフト同様に使い勝手の向上に主眼が置かれている感じを受けます。非常に使い勝手の良い仕上がりになっているのではないでしょうか?InContextEditingは、今後のクライアントサイドでの更新、という作業を変える仕組みになりそうです。

Flash CS4 Professionalの新機能

2008 年 9 月 24 日 水曜日

FlashCS4の新機能は以下のような感じです。なお機能名は意訳であり、日本語版と同じとは限りません。

・オブジェクトベースのアニメーション
   これまでのタイムラインでモーショントゥイーンを書いて描く方法ではなく、描いたオブジェクトを動かすことで直観的にアニメーションが行えるようになるようです。ユーザビリティの向上に役立ちそうです。

・3D変形
   やはり3Dが載ってきました。Z軸を持たせることができるようで、Rotaleと組み合わせることで3Dの変形が可能になるようです。使い方次第ですが、相当表現の幅が広がるのではないでしょうか?

・ボーンツール
   上記の2つと同じアニメーション支援ですが、ボーンツールが載りました。これにより、決まった動き(例ではクレーンが出ています)のアニメーションが、不必要な動きができないため、行いやすくなります。

・モーションエディタ
   これまでアニメーションは座標などを見つつ、動かしながら調整する必要がありましたが、細かいアニメーションを組もうとすると、何度も再生する必要があったりと、時間のかかる作業でした。このモーションエディタでは、アニメーションの情報をオブジェクトごとに表示することができ、直観的にわかるように表示してくれるようです。

・モーションプリセット
   Dreamweaverなどに搭載されているスニペットなどと同じように、アニメーションを保存しておいて、あとから再利用するための機能のようです。アニメーションの再利用はCS3からできるようになりましたが、より、効率的なアニメーション再利用方法ができたことになります。

・スプレーブラシ
   アニメーションとは関係ありませんが、スプレーブラシが搭載されました。表現の幅がまた広がるのではないでしょうか?

・AIRサポート
   CS3でも拡張機能を入れることにより実現していましたが、CS4で正式に製品としてサポートすることになったようです。これは、Dreamweaverなどでも同様なので、CS4シリーズ共通の新機能のようです。

・その他
   H.264サポート、XMPサポート、XFLサポートがうたわれています。

ちなみに、Flash CS4 ProfessionalとProfessionalが付いていますが、Standard版はなく、これ1種類のみです。

FOX News Live Desktop Playerが公開されています

2008 年 8 月 31 日 日曜日

FOX Newsのライブ映像が見られるDesktopPlayerが公開されています。AIRで動作するアプリケーションで、FOX Newsのアラート機能付きだそうです。

AIRアプリケーションとして、映像配信先を使うのは、良い利用法だと思います。

Adobe Edgeニュースレターに記事を書きました

2008 年 8 月 27 日 水曜日

FireworksCS4PublicBetaについての紹介記事第三回目が公開されています。今回で最終回となり、AIRの作成とCSSエクスポート機能を扱っています。AIRアプリの作成機能は、Fireworksだけでなく、他のAdobe製品でもサポートされ始めている機能ですが、Fireworksではより簡単にAIRアプリが作成できます。

ただ、残念なことにPublicBetaでは、AIRアプリが生成出来ないことがあります(Mac版では上手くいくようです)。製品版では上手く作成できるはずですし、プレビューは現時点でも可能なので、プレビューでAIRアプリの動作を確認して、製品版でAIRアプリを書き出してみましょう。

CSSエクスポート機能は、FireworksだけでCSSをはき出せる機能です。強力な機能で、共有ライブラリを使い併せることで、より的確なタグを使って表現が出来るようになります。

この2つに関してはEdgeで記載出来なかったこともありますので、今後情報を足していきたいと思います。

最近出たWeb作成に役立つ本

2008 年 8 月 27 日 水曜日

最近出た本のうち、Web作成に役立ちそうな本を紹介します。今回は、8月18日~26日までに出版された本です。

  • 『Web Strategy Vol.17』 MdN

今回の特集は、アクセス解析。アクセス解析はWebサイト改良の際にも重要視される指針ですが、改めて基本を押さえておきたい場合に有用です。Webは数値として表わせる効果指標が少ないものですが、アクセスログをきちんと分析すれば、SWOTが判明し、クライアントに対しても説得力のある説明が行えるはずです。

  • 『Web Designing 9月号』 毎日コミュニケーションズ

Webデザイン定番の雑誌の一つですが、今回の特集は透過PNG+CSSデザイン。IE7の普及やモダンブラウザの使用率が高まったことで、PNGをGIFの代わりとして用いることが容易にできるようになってきましたが、PNGはGIFと異なり、アルファチャンネルを持つことが可能です。この特性を生かすと、背景を透過させるような表現が可能になり、CSSでデザインする際もデザインがしやすくなります。今後のWeb標準デザインスタイルになるかもしれません。

  •  『Head First JavaScript』 オライリージャパン

HeadFirstシリーズの最新本。頭と体を使って覚える、というシリーズでもあり、他のオライリー書籍とは一線を画す内容となっています。最近は、JavaScriptを使う機会も多いと思いますが、意外に覚えていない人も多いはず。この本で基礎を覚え、あとは、リファレンスやライブラリなどを参考にしていくのが上達のよい方法では?

  • 『初めての ActionScript3.0』 オライリージャパン

ActionScript3.0だけを扱っている。初めての、とあるが、Flashの知識がある程度ないと付いていくのは難しい感じがします。OOPの知識もあった方が読みやすい(無くても解説が出ているので何とかなる)。どちらかというとデザイナーよりもプログラマー向けの本。初級者~中級者にはお勧めしません。

  • 『WEB+DB PRESS Vol.46』 技術評論社

これも定番雑誌の一つ。今回の特集はAdobeAIR。Flexを使ってAIRアプリを作っていく、という構成になっています。ある程度Flexの経験がある人なら、読みこなしてAIRアプリを作ることができるはずです。Flex初心者は次の本でちょっと勉強してから、取り組むのがよいはず。
あとは、PHPのプログラミングテクニック(PHPプログラマには参考になる)、Pythonの入門が載っています。最近Python人気ですね。

  • 『Flex3 プログラミング入門』 秀和システム

Flex3.0を対象に、Flexが初めての人でも読めるように書かれた本。かなり分厚い本なので、プログラミングに抵抗感のある人はちょっときつそうな感じを受けると思いますが、内容は割と平易なところから始まっているので、ついていけると思います。この本でFlex(MXML)を勉強してから、AIRアプリ作成に取り込むのもよいと思います。
ただ、いわゆる動きを付けるためのActionScript部分は、解説があまりないので、動きを重視する人は、ActionScriptの本も別途必要です。

AIRで動くActionScriptデバッガ

2008 年 8 月 26 日 火曜日

H1DD3N.R350URC3にて、AIR上で動作するActionScript用デバッガが公開されています。ActionScript3.0とActionScript2.0のデバッグが可能で、メモリ使用状況、フレームレート、オブジェクトに関する様々な状況、ログの取得などが出来るようです。

ヘルプなども充実しており、なかなか高機能なAIRアプリになっています。